英語コミュニケーション教育学1

Welcome to 英語コミュニケーション教育学!

My name is Tatsuya Nakata, and I am the instructor for 英語コミュニケーション教育学 this semester. Before starting today’s class, let me tell you a bit about myself.

I’m currently an associate professor at CIC, and my research areas are second language acquisition and English language education.

I also graduated from Rikkyo university. Unfortunately, I didn’t graduate from CIC, though. When I was a student, CIC didn’t exist. I graduated from the College of Literature (文学部) instead.

After graduating from Rikkyo University, I worked for a couple of other universities and lived in New Zealand and Osaka. I just started working for CIC, Rikkyo, at the beginning of this month (April 2020). So I am very new here.

When I was an undergraduate student, I studied abroad in the US for one year. I also went to graduate school (大学院) in New Zealand, and spent almost five years there. I really loved living in New Zealand. I met lots of nice, interesting people and had great experience there.

授業概要

以下にこの授業の概要を示します。

授業の目標 Course Objectives

中学校・高等学校での英語授業を念頭に置き、英語でのコミュニケーション能力を高めるための指導法を身に着けることを目標とする。特に、タスク・ベースの言語指導および英語語彙習得に焦点を当て、その理論的背景を理解することを目指す。さらに、学習した理論に基づいた教材や学習活動を作成し、授業を展開する能力を身に着ける。

This course is primarily designed for students who want to be English teachers at high school after graduation and prepares them for teaching practical communicative competence in English. In particular, students will learn (a) theories behind task-based language teaching and (b) principles for effective vocabulary learning. Furthermore, students will gain skills in designing materials and activities based on these theories.

授業の内容 Course Contents

文献購読や講義を通して、教室内第二言語習得研究について学ぶ。また、文献・講義で紹介された概念や理論を実際に体験するための活動や、グループディスカッション等を通して、理解を深める。さらに、授業で学習した内容をふまえた教材や学習活動を作成し、グループで発表する。

Through reading assignments and lectures, students will gain understanding about instructed second language acquisition. Classes will also include hands-on sessions and group discussions. Furthermore, students will develop language learning materials and activities based on theories covered in the course.

成績評価方法・基準 Evaluation

課題(40%) 、期末課題(30%) 、クラスへの貢献度といった平常点(30%)

テキストTextbooks

鈴木渉 『実践例で学ぶ第二言語習得研究に基づく英語指導』大修館書店・2017

 

Email

nakata [at] rikkyo.ac.jp

[at]を @ に代えてください。

 

備考:授業がオンラインに移行したことに伴い、上記の内容は一部変更される可能性があります。

第二言語習得研究に関するビデオ

この授業では、第二言語習得 (second language acquisition、以下SLAと呼びます) 研究に基づいた効果的な英語指導について理解を深めることを目的としています。

それでは、SLA研究から、効果的な英語指導についてどのような示唆が得られるのでしょうか? 今日の初回授業では、その具体例を見ていきます。

具体的には、YouTubeに掲載されたビデオを各自で視聴してもらいます。皆さんに見て頂くビデオは、2017年にとある学会で行われたシンポジウムの内容を収録したものです。

全部で2時間と長いビデオですので、全て見てもらう必要はありません(もちろん、興味がある人は2時間全て見てもらっても良いのですが)。このビデオは、以下のような構成になっています。

  1. イントロダクション(新谷奈津子)
  2. 研究報告・示唆:語彙(中田達也)
  3. 研究報告・示唆:文法(鈴木祐一)
  4. 研究報告・示唆:発音(斉藤一弥)
  5. まとめ・問題提起(新谷奈津子)
  6. 討論(全員)

今回の授業では、はじめの1・2の部分のみを視聴してください。時間にすると33分くらいです。

ちなみに、2の中田達也というのはこの授業の担当者である私です。

では、以下のビデオをご覧ください。

https://youtu.be/hU0gK3wdVhM

ビデオを見終わった人は、ビデオを見た感想を、Blackboardの掲示板に書き込んでください。感想は日本語でも英語でも構いません。日本語の場合は400文字以上、英語の場合は100 words以上書いて下さい。

https://bb.rikkyo.ac.jp/webapps/discussionboard/do/message?action=list_messages&course_id=_133005_1&nav=discussion_board_entry&conf_id=_134392_1&forum_id=_7868_1&message_id=_83319_1

* まずBlackboardにログインしてから、上のリンクをクリックしてください。

* 締切:5月7日(木)

*掲示板に投稿する際、「保存に失敗しました」というエラーメッセージが表示されても、実際にはきちんと投稿されていることもあります。エラーメッセージが表示された場合は、再度投稿する前に、ページの再読み込み(「更新」や「リロード」とも言います)を試して、投稿されているかどうか確認してみてください。

* 現在、Blackboardの掲示板に不具合が生じています。課題の締切は5月7日(木)とまだ余裕がありますので、うまく投稿できない場合は後日改めて再度試してみてください。

宿題

次回の授業までに、以下のBlackboardのアンケートに答えてください。

https://bb.rikkyo.ac.jp/webapps/assessment/take/launchAssessment.jsp?course_id=_133005_1&content_id=_356033_1&mode=cpview

* まずBlackboardにログインしてから、上のリンクをクリックしてください。

* 締切:5月7日(木)

また、この授業ではシラバスに記載されている通り、「実践例で学ぶ第二言語習得研究に基づく英語指導」(大修館書店、鈴木渉)を教科書として使用します。受講を予定している人は、あらかじめこの書籍を購入しておいてください。

Any questions?

授業に関する質問などがあったら、以下の掲示板に投稿してください。

https://bb.rikkyo.ac.jp/webapps/discussionboard/do/forum?action=list_threads&course_id=_133005_1&nav=discussion_board_entry&conf_id=_134392_1&forum_id=_7870_1

* まずBlackboardにログインしてから、上のリンクをクリックしてください。

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